uotogのブログ

思いついたことを時々書きます

親と見たプロメア

思ったことを書くだけ第3弾は超タイムリーなプロメアの話です。内容にはあまり触れません。

 

本日親と一緒にプロメアをキメてきました。ここで同行メンツのご紹介。

私→プロメア4回目。内容ほぼ頭に入ってるけどリオ編の特典カード欲しさに親を誘った。

父親→オタク。ネットには全然触れないタイプだけど旬のアニメは私より追ってるコレクタータイプ。

母親→ヅカオタ。アニメは父のをついでで時々一緒に見る程度。限りなく一般人。

拒否こそされなかったし父親に関しては無問題ではあるけど母のリアクションが不安なところ。母は漫画こそ読むけれどアニメは父のついでに見てるだけで積極的に見る方ではないです。ジブリでさえも父の一声がない限り自分からは興味示さない程度にアニメへの関心は薄いほぼ一般人。(とはいえ私の母なだけあってヅカオタの能力はピカイチでオタクの素質は十分すぎるので興味の対象が圧倒的に違うだけと思われる)

この親子で挑むプロメア。いったいどんな反応が返ってくるだろうかとそわそわしながら見に行ったわけです。

 

鑑賞後の父の第一声「グレンラガンだったね」

さすがの父です。私と一緒にグレンラガンキルラキル、なんだったらパンストだって視聴済みの男は理解が早い。「これたしかグレンラガンの監督でしょ?」「ドリル出そうだなって思ったんだよね」理解が深い。早い。素晴らしすぎるぞ父!!!私は上機嫌です。

 

そして待ちに待った母の感想「よくわかんなかったけど作ってる人が楽しく作ったのが伝わってきて楽しかったね」

な、なーーーーるほど!!!!オタクじゃない視点かつあまりにも寛容な感想!!!!よくわかんなかったからつまらないというわけではないらしい。

めちゃくちゃな展開が多々ありおそらく母的に視聴不慣れなアクションとカメラワーク、そして滅殺開墾ビーム等々のとんでも必殺技というコンボでオタクが感覚的に「アツい!面白い!」となりがちな部分は母的には「よくわかんなかった」に集約されたのでしょう。深く考察していけばプロメアのストーリー自体も結構なテーマを持っていたりしますけど非オタの初見ではそこまで読み解く前にハチャメチャなインパクトが勝つらしいですね。しかし母の感想の面白いところはそれでも「制作陣の楽しさが伝わったから楽しく見れた」という点です。"理解できなくても感じることはできる"の一例かと思われます。ハチャメチャに見えて内容の理解が追いつかなくても熱意で楽しさは伝わる。非オタの視点があまりにも新鮮だったのとちゃんと楽しく見てくれた安心感で心の中で感謝の正拳突きを5000兆回しました。

 

こうして親と見るプロメアドキワクセットは無事に終わったわけです。ネットはオタクの感想で溢れ、姉とは腐女子並感の感想を語り合った後の非オタ母の感想は雷が落ちたような衝撃と共に「プロメアはオタクじゃなくても楽しいと思ってもらえる映画なのか!!」という発見に繋がりました。ありがとうプロメア。

(しかしうちの母が寛容すぎるだけの可能性は無きにしも非ず)

 

だからと言っても私の周りはオタクで溢れかえっているので非オタに見せる機会はこれっきりだと思います。